ムーンキャラバンに泊まってみた!

ムーンキャラバンの風景

どーもー。
キャンプスタイル提案サイト「Feel Camp」のせーごです。

先日、日本一の野外フェスであるフジロックフェスティバルのオートキャンプ施設「ムーンキャラバン」に泊まってみました。

フジロックは、前夜祭を含めると4日間を通じて実施されるフェスな為、大部分の参加者は、会場の周りの宿泊施設やキャンプサイトでテント泊したり、宿泊手段を準備する必要があります。

そんなフジロックの宿泊手段の一つが、オートキャンプという選択肢です。オートキャンプは、車ごとサイトに入りすぐ横にテントを張ることができるので荷物の運搬などを行わずにキャンプを楽しむことができます。

そんなムーンキャラバンで過ごした感想をレポートさせて頂きます。検討している方は、是非ご参考にしてみてくださいね。

ムーンキャラバンの特徴

ムーンキャラバンで張ったカマボコテント

ムーンキャラバンは、フジロックを前夜祭から4日間満喫するための4泊のオートキャンプ施設です。

フェス内での施設なので、通常のオートキャンプとは異なるルールが設けられており、色々な点でメリット、デメリットがあります。そんなムーンキャラバンの特徴をできる限り紹介させて頂きます。

ムーンキャラバンを使う為の最重要ポイント?

まず、ムーンキャラバンを利用する際に最も重要なポイントは、車を出し入れ可能な時間です。

入庫可能日時が前夜祭開催日(木曜日)12時~17時、出庫可能日時が最終日の翌日(月曜日)9時~12時となっていて、万が一、入庫時間に遅れた場合、専用駐車券は「無効」となり、利用ができなくなります。

つまり、木曜日から次の月曜日まで5日間休みをとって、前夜祭を含めたフジロックの全日程を楽しむ方向けの施設であると言えるでしょう。

チケットと購入方法

ムーンキャラバンのチケット

ムーンキャラバンのチケットは、専用キャンプサイト券と駐車券で構成されていて、人数分の専用キャンプサイト券と4輪車または2輪車の駐車券を購入する必要があります。

1次先行販売からの発売になるので、SMASH friends会員優先予約販売時期では販売してません。ご注意ください。購入は、e+(イープラス)のみで購入できます。

チケットの性質上、下記のどちらかの組み合わせで買うことになります。
・4輪専用駐車券¥12,000(1台) + (専用キャンプサイト券¥3,000(1名)+ 3日通し券(1名)×人数
・2輪専用駐車券¥6,000(1台) + 専用キャンプサイト券¥3,000(1名)+ 3日通し券(1名)×人数
またサービス料1,000円と配送料800円がかかります。

ムーンキャラバンチケットは、人気がある券種ですので1次先行販売での購入をお薦めします。

写真のように3日通し券用のリストバンド、ムーンキャラバン用のリストバンド、駐車券が概ね1~2週間前に送られてきます。通常の券種より少し遅れての発送になりますので心配なさらずに。

キャンプ区画について

ムーンキャラバンの区画について

通常のキャンプサイトでは、場所取りの為にサイトオープン日の深夜から並ぶほどの混雑になりますが、予め区画が定められているオートサイトでは混雑を避けてチェックインすることができます。

そうは言ってもOPENちょうどの時間に着いたときは、1~2時間は待ったので少し前に着く方が良いと思います。

キャンプ区画は6M×6Mなので通常のオートキャンプ区画より若干狭いです。車と4人用のワンルームテントと中型タープでギリギリ入るサイズ感です。大き目のテントやタープを持っていくと区画からはみ出ることになるのでご注意を。

僕はカマボコテントを持って行ってしまい、区画からはみ出ましたがたまたま端のサイトだったので事なきを得ました。(汗)

少し残念なのが、テントサイトからエントランスゲートまでの距離が、通常のキャンプサイトより若干長いところでしょうか。歩いて15分くらいかかると思います。まぁ重い荷物を持っていくこともないと思いますので、許容範囲だと思います。

洗い場やトイレなどの設備

ムーンキャラバンのファシリティ

フジロックでは、専用の炊事可能エリア以外での炊事や焚火は禁じられていますが、ムーンキャラバンでは自分のサイトで炊事や焚火が可能です。

そうなってくると洗い場やトイレの場所は気になるところですよね。

安心してください。洗い場とトイレがすぐ近くに併設されてます。使う人も限定されているので、通常のキャンプサイトよりは混雑も全然少ないです。

ムーンキャラバンのお薦めポイント

このコーナーでは、先に書いた「ムーンキャラバンの特徴」で書ききれなかったポイントを、個人の独断と偏見をもって書かせて頂きたいと思います。

隔離されたロケーション

キャンプ場の景観

フジロック会場から、少し隔離された場所にあるムーンキャラバンは、ライブで高揚した疲れを癒すようなゆっくりした時間が流れます。

奥まったテントサイトから少し出るとピラミッドガーデンの絶景が広がり、喧噪から離れた非日常感を体感できると思います。

また、歩いてすぐのピラミッドガーデンは、朝からヨガなどのプログラムがあり、天気の良い日は本当に最高です。

炊事ができるサイト

朝ごはん

ムーンキャラバンは、サイト内で炊事をすることが可能です。

通常の場合、夜ごはんの時間帯は、ライブ三昧になるので炊事をしている余裕はないと思います。しかし、朝ご飯については炊事をお薦めします。

陽の光で目を覚まし、自然の中で食べる食事は最高です。
写真はフレンチトーストとポトフになります。美味しそうでしょう!?

正直、朝ごはんはフェス飯より自分で作った食事の方がいい時間を過ごせる気がします。

実はこれが一番?お風呂

苗場プリンスの内風呂出典:苗場プリンスホテル

連泊のフジロックを過ごすのに避けられないのが、お風呂問題です。

通常のテントサイトの場合は、テントサイトの入り口付近にあるシャワーを使うか。苗場プリンスの外風呂である苗場温泉を利用することになります。
苗場温泉は、とても良い露天入浴施設ですが、フジロック開催中は、混雑が凄くて利用するのに待ち時間が長かったりするので使い勝手が悪いです。

その点、ムーンキャラバンの利用者は、あまり待たずに使える入浴施設を使うことができます。

ムーンキャラバン利用者の特典として、苗場プリンスの内風呂も利用することが可能なんです。使える人が限定されているので、苗場温泉ほどの混雑もなく、すごく利用しやすいです。

施設的にもプリンスホテルのお風呂ですので、リラックスできます。

最後に

フジロックのオートキャンプ施設「ムーンキャラバン」を使ってみた感想をレポートさせて頂きましたが、いかがでしょうか。
正直、エントランスゲートから15分かかるのは、若干しんどいです。
但し、待機時間が短いのに斜面が少ない場所をテントサイトとして提供してもらえる点、お風呂が安定的に使える点は非常にありがたいと思います。

前夜祭から最終日までのスケジュールを確保できることが前提とはなりますが、それさえクリアできれば本当に快適に過ごせる施設だったと思います。

やっぱり、来年もムーンキャラバンかな!

今年もフジロックのムーンキャラバンに泊まってみた!2019

2019年8月15日
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