目次
4.ツールームテント/オールインワンテント
寝室とリビングの両方のスペースを兼ね備えたテント、それがツールームテント(オールインワンテント)です。居住感が一体化されているために、タープを張る必要もありません。
こちらでもエントリーライン、スタンダードライン、Proラインで、それぞれの用途に合わせたライン展開をしてます。
初めてのツールームテントには、エントリーモデル:トルテュ ライト
出典:snowpeak
トルテュ ライトは、エントリーラインでありながら、オールシーズン使え、手ごろな価格で初心者にもおすすめなツールームテントです。
ファミリーユースに向いており、広さは大人2人子供2人でちょうどのサイズでしょうか。大人4人だと狭いかもしれません。
構造的にも、大きく配置されたメッシュパネルにより、通気性が高く、夏場も空間を涼しく保てます。また、裾部分に設置されているマッドスカートにより冷気を遮断し、熱をテント内に留めることができます。
素材については、標準的な素材を使ってますが、スノーピーク品質なので他社メーカーに比べると高品質なテントです。
初めてのツールームテントとしては、おすすめな一品です。
ペアでの使用に適したスタンダードライン:タシーク
出典:snowpeak
スタンダードラインであるタシークは、普段二人でキャンプすることが多いキャンパーにぴったりのツールームテントです。
生地はエントリーラインよりも高品質な素材を使っており、快適な室内環境を保つ事ができます。それでいて、ツールームテントの中では、最も軽量でコンパクトなモデルの為、持ち運びや設営が簡単です。
また、タシークの最大の魅力は、様々なキャンプスタイルに対応できる拡張性です。エクステンションと呼ばれるオプション組み合わせる事で、広いリビングを追加することもできますし、最大6人までのテントとしても使用できます。
カップルや夫婦での使用から、お子さんが増えていくに連れて拡張していけるのは、ありがたいです。
全天候型のProライン:トルテュ Pro
出典:snowpeak
トルテュ Proは、前述のトルテュ ライトの上位モデルで、機能面が大きく向上してます。
構造面では、大人2人子供2人がちょうど収まるサイズ感や基本的な作りは同様ですが、寝室部分に多くメッシュ部分を設けている為、さらに通気性は改善してます。それと同時に生地は、より良い材質のものを使っており、保温性、耐水性等の基本スペックは上がってます。(参考:フライシートの耐水圧 ライト1800㎜ Pro.3000㎜)メインポールについても強化されてます。
機能の強化によって、価格と重量が上がってしまいました。一長一短ですので、それぞれのキャンプスタイルに合わせて選択するのが良いでしょう。
ファミリーユースの最高峰 Proライン:ランドロック
出典:snowpeak
ランドロックは、スノーピークのツールームテントの中で最も広く、リビングやキッチンスペースを配置しても5~6人が快適に過ごせる空間を作ることができます。
生地やポールについても高品質な素材を使用しており基本スペックは非常に高く、構造面でも前背面、ドア部分やインナーテントにもメッシュ構造を採用しており、通気性も良いです。
トルテュ Proとの違いはやはりスペースでしょうか。
大人数が快適に過ごすことができる居住空間、高機能、高品質な設計が生み出す快適性とまさにファミリーユースの最高峰と呼ぶのに相応しいテントです。
高品質の軽量化モデル:ヴァール Pro.air 4
出典:snowpeak
ヴァール Pro.air 4は、快適性を保ちながら軽量化を図った「Pro.air」ラインのツールームテントです。
タープいらずのオールインワンテントでありながら、生地を薄く、そして軽くすることで、設営を簡単にすると同時に収納もコンパクトに抑えることができ、キャンプにおけるストレスを低減してくれます。
また、フライシートだけで自立するアウトフレーム構造を持ち、吊り下げ式のインナーテントである為、雨でもインナーテントが濡れずにすみます。
耐久性についても、流線形のフォルムを持つ事で、雨や風を受け流す事ができ、十分な強度を保っております。フライシートにも大型のベンチレーションがついており、夏でも熱がこもりづらい仕様になっており通気性も高いです。
ファミリーキャンプ向けから荷物をできる限り減らしたい状況下のミニマルキャンプまで幅広い用途に対応できます。
5.スノーピークの個性派ラインナップ
スノーピークは、オーソドックスなテントだけでなく、用途に応じたテントを開発してます。
機能的にエッジが立った製品から遊び心満載の製品まで、一味違った切り口のテントもとても素敵です。
フォトグラファー専用ドーム:カマエルドーム2
出典:snowpeak
最高の一瞬を切り取るフォトグラファーの為に生み出されたフォトグラファー専用ドーム、それがカマエルドーム2です。
俳優の井浦新さんがディレクターを務めるアパレルブランドELNEST(エルネスト)と旅するフォトグラファー向けのテントとして共同開発されました。
一瞬を逃さない為のスピード設営が可能な構造、三脚をセットしても余裕がある広さの前室など、フォトグラファーがグッとくる機能が随所に装備されています。
大人2人が寝られるスペースもあるので、ソロキャンプやペアでのキャンプ向けでも使用できる機能性の高いテントです。
浮遊するテント:スカイネスト
出典:snowpeak
スカイネットは、ハンモックのような吊り下げ型のテントです。
2本の木にハンギングテープを渡して、そこに吊るすだけで、浮遊するテントの出来上がりです。新感覚のハンギングスタイルは、キャンプの楽しみ方に新たな世界を加えてくれるでしょう。
室内の広さも220×130cmと一人で過ごすには十分すぎるスペースです。
機能的にも、1,800mmミニマムの耐水圧を持つフライシートにより高い防水機能、撥水機能を持ち、大型のベンチレーターや各パネルに取り付けられたメッシュによって通気性も抜群です。
スノーピークらしいオリジナリティ溢れた一品です。
最短20秒で設営!?:ファルシリーズ
出典:snowpeak
スノーピークのファルシリーズは、軽量性と快適性を両立する山岳向けのテントです。
フライシートで自立できるアウトフレーム構造になっている為、予めフライシートをインナーテントにセットした状態であれば、わずか20秒で立ち上げることが可能です。山での急な悪天候にも対応できます。
ファルシリーズは、人数に合わせて2〜4人用までの3サイズで展開しています。
6.タープ
出典:snowpeak
キャンプをより快適にする必須アイテム、タープにもスノーピークは力を入れてます。
安定のスノーピーク品質に加えて、デザインが素晴らしいです。洗練された曲線美はとにかくかっこいいです。
リビングの拡張や悪天候でのスペース確保にきっと役に立つはずです。
7.テント関連アクセサリー
出典:snowpeak
スノーピークは、テントやタープを支える関連アクセサリーにも定評があります。
物づくりの街である新潟県三条市で鍛造されたペグ「ソリッドステーク」は、過去に類を見ない強靭さを誇り、スノーピークを代表する一品です。
また、ペグを打つハンマーも打撃部に銅ヘッドを装備した「「Pro.C」は、衝撃を緩和することで腕の疲労を大きく軽減します。
ポールやロープについても品質の良さには定評があります。
こういった細かな部品にもスノーピークの理念が浸透しているからこそ、テントやタープをがっちり支えることができるのでしょう。
8.まとめ
出典:snowpeak
スノーピークのテントは、徹底したユーザー目線で考えらえており、高品質で、使い心地が良く、耐久性も抜群です。
高価で手が届かないと思われている方もいらっしゃいますが、エントリーモデルだったら3万円前後で購入が可能です。
ファンの方も、まだ使った事のない方も、この機にスノーピーク品質を体験して頂ければと思います。
きっと、それぞれのキャンプスタイルの質をきっと向上させてくれるはずです。