出典:snowpeak
スノーピークのテントは、「自らもユーザーである」という理念の基に開発された、高品質が売りのテントです。
雨風を凌ぐフライシート、心地良い空間を保つためのインナーテントのウォール部分、地面に直接接するボトム部分、テントの至る所に、独自のこだわりが詰まってます。
そんなスノーピークのテントの特徴とおすすめの一品をご紹介します。
目次
1.スノーピークってどんなブランド?
スノーピークは、日本を代表する総合アウトドアメーカーです。
ユーザー側に寄り添った商品開発に定評があり、高機能と耐久性を兼ね備えたキャンプ用品は、多くのキャンパーを魅了しております。
高機能ながら、キャンプ初心者から上級者までの幅広いラインナップを揃え、幅広い層からの支持を集めてます。
下記に詳しく纏めましたのでご覧ください。
Snow Peak コーポレートサイト:
https://www.snowpeak.co.jp/
2.スノーピークのテントの特徴
スノーピークのテントは、メーカーとしての理念が凝縮したアイテム達です。
他メーカーのテントと一線を画すその品質は、「自分たちが本当に欲しいもの」を作るという開発者の思いの現れを体現してます。
そんな「思い」で溢れたスノーピークテントの特徴を紹介させて頂きます。
最高品質の素材
出典:snowpeak
スノーピークのテントは、各パーツに厳選された素材を使っております。例えば、ポールに使用されている材質は、ジュラルミン素材と言われる耐久性と軽さを併せ持つアルミ合金が使われており、強風によるテント崩壊等のリスクもほとんどありません。
また、生地についても耐水圧をミニマム〇〇mmと表記します。これは、どこの部分でも〇〇mmの耐水圧を保証しますという意味です。各部位の平均値を表記するメーカーも多い中での、この表記は、製品への強いこだわりとユーザーに本当に良いものを届けたいという想いが伝わってきます。
上級者向けのプロモデルだけでなく、キャンプ初心者向けのエントリーモデルでさえ、高い機能性、耐久性を維持しており、他メーカーよりも若干価格帯は高いものの、高水準のコストパフォーマンスを有していると言えるでしょう。
形状の工夫
出典:snowpeak
スノーピークは、機能性、耐久性の観点から風の影響を最小限に留める設計をしてます。
地上高を居住に必要な最低限の高さにすると同時に、形状に丸みを持たせ、風の流れを妨げない形状により、強風によるテント倒壊のリスクを最小限に抑えることができます。
また、メッシュ部分についても独自のレイアウトにより通気性を保ち、耐久性だけでなく快適性にもこだわった工夫がされてます。
豊富なラインナップ
出典:snowpeak
スノーピークテントのラインナップは、ソロ~ファミリーキャンプ向け、登山用、フォトグラファー向けまで様々なのユーザーのニーズに合わせて開発されてます。
価格を抑えたキャンプ初心者向けのエントリーライン、定番のスタンダードライン、ベテランキャンパー向けのProラインまで、使用用途やコスト感に合わせて、自分に合ったスペックのテントを選ぶ事ができるのが、幅広い層からの人気の秘訣でしょうか。
最近では、快適性を維持しながらテントを最大限に軽量化し、収納や運搬、設置のストレスを低減するといったコンセプトで「Pro.air」ラインも展開されており、重い荷物を運ぶのが困難な登山向けや、質量のあるツールームテントなどがこのラインから発売されてます。
3.スノーピークの定番ドーム型テント
まず、ご紹介させて頂くのは、定番のドーム型テントです。
スノーピークのドーム型テントは、高価格帯ではありますが、価格以上の高品質と評価され、ユーザーから圧倒的な支持を得ています。
キャンプ初心者エントリーライン:アメニティドームシリーズ
出典:snowpeak
スノーピークの代表的なテントである「アメニティドーム」は、エントリーラインでありながら、高機能、高品質モデルである最高のコストパフォーマンスを誇るドーム型のテントです。
特徴的な広い前室は、雨や夜露から荷物や食材を覆う広さを持ち、前後両方にある入り口は、悪天候下での出入りを快適にしてくれます。
機能的にも、ジェラルミン製の強度の高いポールやミニマム1,800mmの耐水圧を持つ生地、通気性を重視したメッシュパネルがデザインされたインナーテントなど、ハイレベルの基本スペックを有しています。
それでいて、キャンプ初心者でも設営がしやすいように、ポールとポールを通すスリーブ穴が同じ色分けにされている等の直観的に設営を可能にする工夫がされてます。
また、価格面についても他の製品よりもディスカウントがされており、スノーピークの特徴である高品質製品でありながら、デビューモデルとしての戦略的な価格設定になってます。
最高品質のエントリーモデルテントの一つであると同時にベテランキャンパーが使うのにも問題ないレベルのテントであると言えるでしょう。
Snow Peak アメニティドーム特設ページ:
https://www.snowpeak.co.jp/sp/amenity/
サイズ展開は3タイプで、使用人数や荷物の量に合わせたテントを選んでください。
アメニティドームのサイズ一覧表
アメニティドームS | アメニティドームM | アメニティドームL | |
---|---|---|---|
対応人数 | 3名 | 5名 | 6名 |
サイズ | 355×230×120(h)cm | 505×280×150(h)cm | 540×310×165(h)cm |
重量 | 5.0kg | 8.0kg | 9.8kg |
定価(税別) | 27,600円 | 32,800円 | 44,800円 |
オールシーズン対応のスタンダードライン:ランドブリーズシリーズ
出典:snowpeak
年間を通してキャンプを楽しみたいという方には、スノーピークのスタンダードライン「ランドブリーズ」をおすすめします。
アメニティドームが3シーズン型のテントであるのに対して、ランドブリーズは冬キャンプも含めたオールシーズン型のテントです。
フレームの若干の違いがあるものの、フライシート、インナーウォール、ボトムは同様の仕様です。それでは何が違うのでしょうか?結論から言うと、アメニティドームの室温管理性能を強化したものがランドブリーズだと考えてください。
ランドブリーズの特徴の一つである前後室にある4つのベンチレーションと大型パネル搭載により通気性が格段に良くなっており、夏場でも快適に過ごすことが可能です。
また、マッドスカートを装備することで下方からの冷気を遮断し、冬場は暖かい空気を室内に閉じ込めます。春先や秋口の冷え込み対策にも役立ちます。
シーズンを問わず快適にキャンプを楽しみたい方には、ランドブリーズシリーズの方が良いかと思います。コスト面を考えるならば、年に数回程度のキャンプという方でしたら、アメニティドームで十分でしょう。
ランドブリーズもアメニティドームと同様に3タイプでのサイズ展開をしています。
ランドブリーズのサイズ一覧表
ランドブリーズ2 | ランドブリーズ4 | ランドブリーズ6 | |
---|---|---|---|
対応人数 | 2名 | 4名 | 6名 |
サイズ | 225×165×127(h)cm | 260×220×132(h)cm | 300×300×162(h) |
重量 | 5.5kg | 6.9kg | 9.8kg |
定価(税別) | 59,800円 | 69,800円 | 92,800円 |
新定番のProライン:ドックドーム Pro.6
出典:snowpeak
耐風性や設営のし易さが特徴のドーム型テントを寝室だけでなく、様々なスタイルのキャンプに適応可能にした新しいコンセプトのテントがドックドーム Pro.6です。
ックドーム Pro.6は最高峰ラインである、Proモデルの為、最高水準の素材やスペックを持ちながら、インナーテント無しの状態でフライシートのみで自立するアウトフレーム構造と呼ばれる新構造を採用してます。この構造により、雨天でもフライシートを建てておけば雨に濡れずにインナーテントを設置することが可能です。
フライシート上部にある4つのクリアパネルにより採光性も非常に高く、フルメッシュ時には今までのテントには無かった開放感を感じられます。冷気を遮断するマッドスカートや、雨防止のひさしも備えており、ベテランキャンパーの期待にも応えられるテントです。
6人用のドームテントとして使うも良し、ロースタイルのシェルターとしても使えます。テントやさらに大型のシェルターとドッキングする事を想定して作られており、前室にはランドブリーズ4などのオーソドックスなドームテントとトンネルを介さずに接続が出来る機能も備えています。
様々なシチュエーションやキャンプスタイルに対応できる多目的型のテントと言えるでしょう。
初心者向け最強のテント/タープセット:エントリーパックTT
出典:snowpeak
スノーピークの2018年度の目玉として、初心者向けテントとタープのセット「エントリーパックTT」が発売されました。流行りのトンネル型でありながら、テントとタープのセットとしては、最強のコスパを誇るギアです。
エントリーモデルとして、1モデルに絞って発売されているのも特徴的です。テント単品で「ヴォールト」としても販売されてますが、やはり「エントリーパックTT」としての購入が非常に魅力的です。詳細については特集記事を書いたので見てみてください。